妊娠初期の腹痛

妊娠初期の腹痛には、いくつかの原因があります。

 

下腹部が締め付けられるような痛み、引っ張られるような感じ、キュッ!とくる感覚、など、人によって表現はいろいろですが、これらの症状は妊娠初期によく見られます。
これは、子宮が大きくなりはじめて、お腹の中の子宮周辺を圧迫して生じる感覚です。
心配はいりません。

 

また、足のつけ根や下腹部がつれる、というようなつるような感覚の痛みがある場合、子宮を支える靱帯が急に伸びることで痙攣を起こしていると考えられます。
こちらもまた、異常ではないので、安心してください。

 

しかし、異常がないとは言え、エネルギーを使いますし、もちろん体が少し無理をしている状況でもあります。
なるべくリラックスして、安静を心掛けましょう。

 

激痛や出血がある痛みの場合は、迷わず病院へ行ってください。
危険な状況であることも考えられます。
子宮外妊娠や絨毛膜下血腫、流産など、トラブルの可能性があるので、必ず受診しましょう。

 

妊娠を経験した方のお話を聞くと、腹痛と言っても様々あります。
・つわりで胃が痛くなった。
・便秘でお腹が痛くなった。
・全体に張る感じがあった。
・引き攣るように、お腹の下の方が痛くなった。

 

などなど、たくさんの声があります。

 

感じ方はそれぞれですから、本やネットの情報と違う、と感じても、心配であれば、受診した方が良いでしょう。
「大したことないのに」と言われることを懸念して、受診しない方がいますが、そんな心配はありませんよ。
妊婦さんは、誰でも不安があります。
医師は、そこを理解していますので、心配しないで受診してくださいね。