妊娠と基礎体温

基礎体温とは、朝目覚めた直後、体を動かす前の安静時の体温のことを言います。
女性の体温は、健康な状態であれば、0.3〜0.5度の間で周期的に変化しています。
基礎体温は、毎日測定して記録し、グラフにすると良いでしょう。
女性の体には、一定のリズムがあることがお分かりいただけます。

 

体温の変化(リズム)を知ることで、排卵の有無・生理の時期・妊娠しやすい時期などを把握することができます。
妊娠を考えている方も、妊娠を避けたい方も、上手に活用できるものです。

 

グラフは、低温期と高温期で成り立っています。

 

低温期は卵胞期で、2週間程度あります。
排卵すると、その後、黄体ホルモンが分泌される高温期2週間程度あります。

 

この『低温』と『高温』が、はっきり別れているのが、基礎体温としては正常です。
しかし、体調不良や寝不足などでも体温は変わりますし、食事の内容次第でも変化があります。
キレイに低温・高温に分かれるとも、限らないということですね。

 

基礎体温は、毎日測定することが大切です。

 

就寝前に、枕元に婦人用体温計を用意しておきましょう。
手が届く範囲に置きましょう。
朝、目が覚めたら、すぐに婦人用体温計を舌の下に入れてください。
軽く口を閉じて、測定終了まで動かないようにしましょう。

 

できれば、毎日同じ時間に測定してください。
最近は、記録機能が付いている婦人用体温計もありますが、記録機能がない場合は基礎体温表に記入すると良いですね。

 

女性の体が最も妊娠しやすい時期は、排卵の3日前から5日間です。
これは、卵子の寿命が24時間であることと、精子の寿命が3日であることによるものです。

 

妊娠すると、生理予定日になっても高温のままで下がりません。
高温が3週間続くようであれば、妊娠していると考えてよいでしょう。