妊娠の過程を知っていますか?

妊娠とは、女性がお腹に赤ちゃんを宿すことです。
卵子と精子が受精して着床し、そこで赤ちゃんは育ちます。
では、性行為をすれば、妊娠するのでしょうか?

 

ここでは、妊娠までの過程をきちんと考えてみましょう。

 

医学的には、妊娠とは、受精卵が子宮に着床することによって起こることを指します。
実は、この受精と着床が、たいへん複雑で繊細で、尚且つ厳しい物なのです。
受精、着床、命の誕生は、まさに奇跡を言っても良いことなのです。

 

女性の体の中には、いくつもの卵子があります。
女性は生まれたときから体の中に100万個の卵子を持っており、その中から毎月成熟した1個だけが排卵されて、卵管で精子を待ちます。
女性は、生む性にありますので、卵子は精子をジッと待つのです。
排卵が上手くいかなければ、このままでは妊娠は不可能です。
無排卵と言います。

 

次に男性の精子のお話です。
1回の性行為で、膣の中に放出された精子は1〜4億個と言われています。
精子は、卵管の卵子を目指して、受精するために子宮内を泳ぎます。
このときの、『精子が卵管まで辿り着く可能性』は、実に1%。
精子の寿命は、24〜72時間と言われています。
女性の膣・子宮内で生き続けることも非常に難しく、膣・子宮内は弱酸性ですが、精子はアルカリ性なのです。
ですから活動しにくい状況にあるのです。

 

この精子が、なんとか欄干に辿り着けたとしても、そこに卵子がいなければ受精はできません。
また、やっとたどり着いても、精子が弱って寿命を終えようとしているときであれば、やはり受精は難しいでしょう。

 

まさに、妊娠は奇跡なのです。

 

受精して着床すれば、妊娠が成立します。
黄体ホルモンの働きで、分泌層は厚さを保ち、赤ちゃんはすくすく成長するでしょう。

 

お母さんの体は、基礎体温が高温から下がらず、生理が止まり、つわりが始まるなど、妊娠の兆候が表れます。

 

妊娠するまでのドラマもまた、覚えておいてほしいものです。